建国大学の入試準備と自己紹介書について

皆さんお久しぶりです。すごく遅くなってしまったのですが建国大学の外国人入試で必要だった書類、自己紹介書の質問内容と私が自己紹介書を書く上で気を付けたこと、入試に関してよくDMでいただく質問に関してまとめてみようと思います。

１建国大学への提出書類

①戸籍謄本

②親が離婚や死亡している場合これを証明する書類（離婚の場合は親権が確認できる書類も必要）

③本人と親の本国での身分証明書

④本人のパスポートコピー

⑤韓国にいる場合外国人登録証

⑦出入国証明書（海外在留者は除外）

⑧usd２万ドル以上の本人または親の名義の長期預金の残高証明書

（凍結期間が最低６ヵ月以上で開講日以降まで凍結されたもの）

⑨韓国語能力証明書　topik3級または建国大学の語学堂三級を履修中のもの

⑩韓国の他の大学の付属の語学堂に通っていた場合その語学堂での修了証および成績/出欠証明書

⑪空白期間証明書

⑫高校の卒業証書

⑬高校の三年間の英文成績証明書

⑭3.5×4.5の証明写真三枚

（正確に言えばもっと提出書類があるのですがそれは出願時にUwayというサイトを使って出力しその時に記入するものなので今は書いてないです。）

このうちどの書類がアポスティーユが必要でどの書類が公証が必要だったかまとめると

アポスティーユ→高校の卒業証書、高校の三年間の英文成績証明書

公証→戸籍謄本、親が離婚または死亡した場合の証明書

です。

基本的にアポスティーユは学校関連のもので公証がそれ以外だと思ってもらったらいいかと思います。

*私立高校卒の方には気を付けてもらいたいのですが私立高校出身の方は高校の卒業証書、成績証明書はアポスティーユだけでなく公証も必要です。大阪、東京以外の公証役場に行かれる方はその二つの書類に公証をまずしてもらってそのあと外務省にその2つの書類を送ってもらう必要があります。大阪、東京の公証役場に行かれる予定の方は公証と一緒に公証役場にてアポスティーユもしてもらえるので公証とアポスティーユ両方お願いしてもらったらいいです。

【書類に関してよくいただく質問】

１離婚証明書ってなんですか？

　離婚証明書は日本では市によって発行しているところと発行してないところがあります。なので一度離婚届を提出された市に電話して離婚証明書の発行を行っているか聞いてみてください。私の親が離婚届を提出した市では発行できなかったため大学側に一度問い合わせたところ独身証明書というものを代わりに提出し、親権の確認は戸籍謄本にて確認してもらうことになりました。（その事情を別途紙に書いて一緒に提出しました。）

２卒業証書って卒業証明書のことですか？

　ちがいます。卒業証明書の提出を求めてくる大学が多いと思うのですが建国は卒業証書です。卒業証明書は卒業後学校に発行してもらうようにお願いする書類のことですが卒業証書は卒業式の時にみんな配られるあの厚いファイル？に入った紙のことです。建国はそれをコピーし英文に自分で翻訳しないといけないです。（テンプレは私の過去ブログにあります）

３もう韓国にいて自分の顔つきの本国の身分証明書がパスポートしかありません。どうしたらいいですか？

　私も同じ状況だったので大学に問い合わせをしたところそれならパスポートだけでも大丈夫ですとのことだったのでその事情を書きパスポートだけ提出しました。

４空白期間証明書ってなんですか？

空白期間証明書は高校卒業後一年以上経過している方が書かないといけない書類なのですが自分でパソコンなどでただ2021年4月～アルバイト　みたいに書いて出力して提出すればいいだけです。すごいきっちりした証明書を用意しないといけないわけではないそうです。（建国大学に問い合わせて聞きました。）

５公証は一枚一枚別々にもらわないといけないんですか？

いえ、一枚一枚もらってしまうと一枚につき一万円ということになってしまいすごい金額になってしまうので気を付けてください。提出する大学ごとに書類をホッチキス止めしてください。そうしたら一セットにつき一万円になります。

→a大学セット、b大学セットを作ってそれぞれホッチキス止めしてくださいということです。

２自己紹介書

【自己紹介書の質問内容】

①本人の成長過程を記述しなさい。（ハングル1000字以内）

②ⅰ建国大学への志望理由と第一志望学科を志望した理由について記述しなさい。（ハングル450字以内）

　ⅱ第二志望学科の志望理由を記述しなさい。（ハングル200字以内）

　ⅲ第三志望学科の志望理由を記述しなさい。（ハングル200字以内）

③留学生活中、学業や生活面でぶつかりうる困難は何か、そしてそれをどのように克服するか記述しなさい（ハングル1000字以内）

④本人が夢見る卒業後の未来について記述しなさい（ハングル450字以内）

【自己紹介書を書く上で気を付けたこと】

以前おうちコリア留学のトークショーに参加させていただいた時にも言ったのですが、、

私は高校時代医学部を目指していた関係で小論文、面接の授業を受けていました。その時の先生に言われた言葉が本当に印象的で今も覚えています。（その先生は実際に大学入試の時に面接官も以前されていた方です）「志望理由を聞かれたときにほとんどの人は過去にこんなことがあったから医者になりたいですとずっと過去のことばっかり喋っている。でも僕たちが知りたいのはそんなことじゃなくてそれよりもこの大学に入ってこうなっていきたいからっていうところなんだよね。これをわかってない人が多すぎる、ここのところを意識したらきっと面接でも　お、この子は分かってるなって高評価になると思うよ。」という言葉です。当時私も無意識に面接のときのその質問に対して過去にこんなことがあったからっていうところばかり強調して話していて未来のことには一切触れていなかったので本当にこの言葉を聞いて目から鱗でした。

これは自己紹介書を書く時にもつながることで私は自己紹介書の志望理由を書く時本当にこれを意識して作成しました。

あともう一つ私は恥ずかしながら高校の成績が良くないのですがここでそれをカバーできるように高校卒業後今大学に入るためにどんな努力をしてきたのかということも詳しく書くように気を付けました。私の場合だと語学堂などでの韓国語勉強＋私は行きたい学部が理系学部だったので理系の専門用語を韓国語ではなんていうのかを知るために韓国で高校の参考書などを買って勉強していたのでそこのところを書きました。高校の成績はあまりよくないかもしれないけど卒業後これだけ大学に入ってもついていけるように入念に準備してるよという一種のアピールです。高校の成績があんまりで、、という方からも何回かdmいただいたのですが高校時代の成績はもう変えられないのでこうやって今の自分の努力を書いてカバーできるようにするというのも効果的なんじゃないかなと私は思います。

すごく長くなってしまって申し訳ないです。今日は建国大学の入試準備と自己紹介書についてまとめてみました。次回は建国のシステムについてまとめてみようと思います。最後まで見てくださりありがとうございまいした。